Xserver・ロリポップ!・スターサーバー・さくら・CORESERVER などで作った info@yourdomain.jp 宛てのメールを、Gmailに自動転送して受信するための考え方と手順をまとめました。
このページでは「サーバー側での転送設定」+「Gmail側での整理(ラベル・フィルタ)」という、Templyでの運用に向いたシンプルな方法を解説します。
このページの対象とゴール
このページは、次のような方を想定しています。
- 各サーバーで info@yourdomain.jp などの独自ドメインメールを作成済み
- メールチェックは普段使いのGmailでまとめて行いたい
- スマホアプリでも簡単に確認できるようにしたい
読み終わるころには、次の状態を目指します。
- info@ 宛てのメールが自動的にGmailに届く
- Gmail内で「お店・サイト用のメール」として見分けやすく整理されている
- 必要に応じて、Gmailから独自ドメインで送信する設定 に進める
ポイント:このページは「受信専用」の話
ここでは 「Gmailで受信できるようにする」 ことに絞って解説します。
「Gmailから info@ の差出人として返信したい」場合は、Gmail送信設定ガイド も合わせてご覧ください。
Gmail転送の全体像:何をどこで設定する?
基本的な考え方はシンプルで、役割は次のように分かれます。
- レンタルサーバー側:info@ 宛てに届いたメールを、指定した Gmail アドレスに自動転送する
- Gmail側:転送されてきたメールを受信し、ラベルやフィルタで整理する
全体の流れ
- 各サーバーの管理画面で、info@ から Gmail への転送を設定する
- Gmailでテストメールが届くか確認する
- Gmailでラベル・フィルタを設定して見やすく整理する
- 必要に応じて、Gmail送信設定 に進む
注意ポイント:転送だけでは「差出人」は変わらない
転送設定だけでは、Gmailから返信すると Gmailのアドレス が差出人になります。
返信も info@ で行いたい場合は、必ず 送信設定ガイド を併用してください。
STEP1:各サーバーで Gmail 転送を設定する
まずは、使用しているレンタルサーバー側で「info@ → Gmail への転送」を設定します。
サーバーごとのイメージ
- Xserverでメールを作る手順 の「転送設定」から Gmailアドレスを登録
- ロリポップ!でメールを作る手順 の「メールアカウント設定」→転送先アドレスを指定
- スターサーバーでメールを作る手順 の「メールアドレス設定」→転送設定
- さくらでメールを作る手順 の「転送設定」から Gmail を指定
- CORESERVERでメールを作る手順 の「転送設定」から Gmail を追加
- バリューサーバーでメールを作る手順 の「メールアカウント設定」→転送設定で Gmail を指定
メニュー名や画面はサーバーによって少し違いますが、基本的には次のような流れです。
- 対象のメールアドレス(info@など)の設定画面を開く
- 「転送」や「フォワード」 といった項目を探す
- 転送先として、自分のGmailアドレス(例:yourname@gmail.com)を入力
- 「保存」や「設定する」ボタンで反映
ポイント:元のメールボックスも残すか確認
サーバーによっては「転送後にサーバー側にメールを残す / 残さない」を選べる場合があります。
迷ったら、「サーバー側にも残す」設定にしておくと安心です。
STEP2:Gmailで受信できるかテストする
転送設定ができたら、本当に Gmail に届くかテストします。
テスト手順
- 別のメール(個人のGmailやスマホのメールなど)から、info@yourdomain.jp 宛てにテストメールを送信
- 数分待って、転送先の Gmail 受信トレイを確認
- テストメールが届いていればOK
ポイント:迷惑メールフォルダも確認
初期のうちは、Gmailが「知らないドメインからのメール」と判断して迷惑メールに入れることがあります。
テストメールが見当たらないときは、「迷惑メール」フォルダも必ず確認してください。
届いたメールを開いたときに「迷惑メールでないことを報告」と表示されていたら、必要に応じてクリックしておくと、今後届きやすくなります。
STEP3:Gmailでラベルとフィルタを設定して整理する
Gmailにメールが届くようになったら、お店・サイト用のメールが一目で分かるように整理しておくと便利です。
ラベルを作成する
- Gmailの画面左側のメニューから 「もっと見る」→「新しいラベルを作成」 をクリック
- 「サイト名(例:Templyサイト問い合わせ)」など、分かりやすいラベル名を入力
- 作成をクリックしてラベルを追加
フィルタで自動振り分けする
- Gmail右上の歯車アイコン → 「すべての設定を表示」を開く
- 「フィルタとブロック中のアドレス」タブを開く
- 「新しいフィルタを作成」をクリック
- 「宛先」の欄に
info@yourdomain.jpを入力して「フィルタを作成」へ - 「ラベルを付ける」をチェックして、先ほど作成したラベルを選択
- 必要なら「受信トレイをスキップ(アーカイブする)」なども設定し、「フィルタを作成」
ポイント:スマホアプリでもラベルが使える
ラベルを設定しておくと、Gmailアプリでも同じラベルで整理されます。
「お店用の問い合わせだけをまとめて見たい」ときにとても便利です。
よくある疑問と注意点
Q. 転送だけで使い続けても大丈夫?
受信するだけなら「転送+Gmailで閲覧」という運用でも問題ありません。
ただし、返信するときの差出人は Gmail のアドレスになります。
「問い合わせの送信者には info@ から返信したい」という場合は、必ず Gmailから独自ドメインで送信する方法 を設定してください。
Q. 転送と POP 受信はどちらが良い?
以前は、Gmailの「他のアカウントのメールを確認(POP3)」機能を使って、サーバーのメールをGmail側からPOPで取り込む方法も選べましたが、Googleはこの機能を2026年1月以降に廃止予定と案内しています。
そのためTemplyでは、今後も安心して使い続けられるサーバー側の転送設定を前提にした運用をおすすめしています。
- 各サーバーの管理画面だけで完結し、設定箇所が少ない
- メールの到着が比較的速い(POP受信は数分おきの確認になる仕組みでした)
- 2026年1月以降のGmail側仕様変更の影響を受けない
なお、Outlook や iPhone の標準メールアプリなどが「サーバーから POP / IMAP でメールを受信する」機能は、今回のGmail側の仕様変更とは別物です。
それらのメールソフトから info@ を直接POP/IMAP受信する場合は、引き続き従来どおり利用できます。
次のステップ:Gmailからの送信とフォーム連携を整える
info@ 宛てのメールを Gmail で受信できるようになったら、次は Gmailから独自ドメインで送信する設定 や、Templyフォームとの紐づけも整えていきましょう。
Gmail連携・フォーム連携を設定する
普段使いの Gmail と組み合わせたり、Temply の問い合わせフォームと紐づけておくと、メール運用がより便利になります。
まずは基礎を押さえる
独自ドメインメールを初めて設定する場合は、基礎と考え方から確認しておくと、この先の設定がスムーズになります。
サーバー別の設定手順を見る
利用しているレンタルサーバーごとに、メールアドレス作成の画面や操作が異なります。お使いのサーバーに合わせて手順を確認してください。


