このページでは、Search Console上で 「URLがGoogleに登録されていません」 などと表示されるときに、考えられる原因とチェック方法をまとめています。
Search Consoleを設定したい(基本) と sitemap.xmlを作って送信したい が終わっている前提で、静的HTMLサイトでよくあるパターン に絞って解説します。
このページの対象とゴール
このページは、次のような方を想定しています。
- Templyなどで作った 静的HTMLサイト を公開済みだが、一部のページが検索に出てこない
- Search Consoleで 「除外」「検出 – インデックス未登録」 などのステータスが気になっている
- 技術的な設定ミスか、コンテンツ側の問題かを切り分けたい
- 専門用語は最小限で、やるべきチェック項目だけ知りたい
読み終わるころには、次の状態を目指します。
- Search Consoleのどこを見ればよいかが分かる
- インデックスされない 主な原因パターンを把握 できている
- 自分のサイトでまず確認すべき チェックリスト を持てている
インデックスされない理由は、技術的なブロック・コンテンツの薄さ・単なるタイミング待ち などさまざまです。まずは落ち着いて原因を切り分けるところから始めましょう。
前提:新しいページはすぐにはインデックスされない
公開したばかりのページが検索結果に出てこない場合、単に クロールとインデックスの順番待ち であることも多いです。
- 新規サイトや公開直後のページは、反映までに 数日〜数週間 かかることがある
- 他のサイトからの被リンクが少ない場合、クロール頻度も低くなりやすい
- サイト全体の更新頻度が低いと、巡回の間隔も広がる傾向がある
まずは「時間が経てば自然に解消するものなのか」「明らかに設定ミスがあるのか」を分けて考えるのが大切です。
Search Consoleに表示される情報は、リアルタイムではなく 少し前の状態 に基づいています。
設定を修正したあとも、反映されるまで時間差があることを覚えておきましょう。
STEP1:Search Consoleで状況を把握する
原因を考える前に、まずはSearch Console側で どのように認識されているか を確認します。
1-1.「ページ」レポートで全体像を見る
- 左メニューの「ページ」を開き、「有効」「有効(警告あり)」「除外」 の数を確認する
- 特に気になるURLが「除外」に入っていないかをチェックする
- 除外の理由(例:クロール済み – インデックス未登録 など)をメモしておく
1-2.「URL検査」で個別の状態を見る
- Search Console画面上部の 「URL検査」 に、問題のURL(例:
https://example.com/menu/)を入力する - 「URLがGoogleに登録されています / 登録されていません」の表示を確認する
- 必要に応じて「公開URLをテスト」や「インデックス登録をリクエスト」を実行する
「検出 – インデックス未登録」「クロール済み – インデックス未登録」など、Search Consoleが示している 理由のラベル を控えておくと、後の対処を考えやすくなります。
STEP2:技術的にブロックしていないか確認する
次に、HTMLやサーバー設定が原因で Googleのクロール自体が止められていないか をチェックします。
2-1. <meta>タグのnoindex指定
- 対象ページのHTMLを開き、
<head>内に次のようなタグがないか確認する
<meta name="robots" content="noindex, nofollow">
- 「noindex」が入っていると、インデックスしないよう明示的に指示している状態 になります
- 検索に出したいページでは、
noindexを削除するか、index,followに修正します
2-2. robots.txtによるブロック
- ブラウザで
https://example.com/robots.txtを開く - 次のような行で、サイト全体や特定ディレクトリがブロックされていないか を確認する
User-agent: *
Disallow: /
- 全てのクローラーをブロックする設定(
Disallow: /)は、公開サイトでは通常不要です - 一部のフォルダだけをブロックしたい場合は、対象パスを絞るようにします
2-3. ステータスコード(404/500等)の問題
- 対象URLにブラウザでアクセスし、ページが正常に表示されるか を確認する
- 404(ページが見つかりません)や500番台(サーバーエラー)が出ていると、インデックスされません
- URLの綴りやディレクトリの階層が合っているかも確認しておきましょう
noindexやrobots.txtなどの設定ミスは、気づかないまま放置しがちです。一度チェックして問題なければ、しばらくは意識しなくても大丈夫です。
STEP3:サイト構造や内部リンクの問題を確認する
技術的なブロックがなさそうな場合は、ページへの辿り着きやすさ を見直します。
3-1. ナビゲーションから辿れるか
- グローバルメニューやフッターなど サイト共通のナビゲーション から、そのページへリンクがあるか
- トップページから数クリック以内で辿り着ける構造になっているか
3-2. 孤立したページになっていないか
- 他のページから一切リンクされていない「孤立ページ」は、クロールされにくくなります
- 関連ページからのリンク(例:メニュー詳細 → コース一覧)も意識して配置しましょう
3-3. URLの重複・似たページが多すぎないか
- ほとんど同じ内容のページが複数あると、どれをインデックスするか迷われることがあります
- 内容が似ているページはできるだけ統合し、「1ページをしっかり作り込む」方向がおすすめです
「初めてサイトに来たお客さん」が迷わず辿り着ける導線を意識すると、自然とクローラーにも優しい構造になっていきます。
STEP4:コンテンツの内容が薄すぎないか見直す
技術的な問題がなくても、内容が薄い・重複している ページはインデックスを見送られることがあります。
4-1. ほぼ空のページになっていないか
- テキストがほとんどなく、画像だけのページ
- 「準備中です」など、実質的な情報がないページ
4-2. 他のページと内容がほぼ同じではないか
- 店舗紹介ページとコンセプトページが、ほぼ同じ文章になっているなど
- メニュー詳細ページが、一覧ページのコピーペーストのようになっている
4-3. 検索ユーザーにとっての「役割」がはっきりしているか
- 「このページは何を知りたい人向けか?」が、タイトルや見出しから伝わるか
- ページごとに、写真・説明文・補足情報 などを少しずつ足していくイメージで育てていくと安心です
ページ数を増やすこと自体よりも、1ページあたりの内容を充実させること のほうが、中長期的にはプラスになりやすいです。
よくあるつまづきとチェックポイント
ケース1:一部のページだけがインデックスされない
- そのページに noindexタグ が入っていないか
- 他のページから 内部リンク が張られているか
- 内容が他ページとほぼ同じになっていないか
ケース2:サイト全体がほとんどインデックスされない
robots.txtでDisallow: /など、全体ブロックしていないか- Search Consoleで 正しいURLのプロパティ を登録しているか(http/https、wwwあり/なし)
- サーバー側のエラー(500番台)が頻発していないか
ケース3:インデックス登録をリクエストしても増えない
- 内容が薄すぎないか、情報量を少し増やせないか
- サイト全体の更新が 長期間止まっていないか
- 他の重要ページの整備や、sitemap.xmlを作って送信したい も同時に進める
インデックスの問題は、原因が1つとは限りません。技術的なブロック → 構造 → コンテンツ の順に、チェックリストをなぞるように確認していくのがおすすめです。
次のステップ:Search Consoleまわりを少しずつ整える
インデックス状況の確認ができたら、Search Consoleやサイト全体の設定を少しずつ整えていきましょう。
Search Console関連の設定を見直す
Search Consoleの基本設定・サイトマップ・インデックス状況をセットで押さえておくと安心です。
アクセス解析(GA4)もあわせて入れておく
検索やマップ経由で来てくれた人が、サイト内でどのページを見ているかを知りたい場合は、GA4も入れておくと便利です。
埋め込み〜レスポンシブ〜軽量化を整理する
「とりあえず表示する」ところから、「スマホでも見やすく、できるだけ軽い」状態まで、一度流れを振り返っておくと安心です。
Googleマップと相性の良い設定
実店舗を運営している場合は、Googleマップ上に表示される店舗情報も一緒に整えておくと効果的です。


