記事を書こうとするたびに、「さて、どこから始めよう」と手が止まる。見出しを考えて、構成を考えて、気づけば1時間——でも1行も書けていない。
そういう日が続くと、ブログを開くこと自体が重くなってきます。原因は、文章力でも、ネタ切れでもありません。AIに渡す前の情報が、言葉になっていないだけです。
このプロンプトは、2週間ほど試しながら形にしたものです。構成にかかっていた時間が30分ほどから5分ほどになり、現時点で30本以上の記事をこの流れで書いています。
5つの項目を埋めるだけで骨格が出来上がるプロンプトを、テンプレートごとそのまま渡します。
- 記事構成をAIに任せるために、プロンプトに入れるべき情報とその理由
- コピペして【】を埋めるだけで使えるプロンプトの完成形
- AIに渡してから記事を書き始めるまでの具体的な手順
- 「出力がいまひとつ」と感じたときの調整方法
記事構成AIプロンプトで変わること
「記事を書いて」とAIに渡してみたことがある人なら、あの物足りなさはわかるはずです。
返ってくる文章はどこか薄くて、自分のブログには合わない。
「やっぱり自分で考えなきゃ」とゼロに戻る——このプロンプトを作るきっかけも、まさにその繰り返しでした。
「AIって使えない」ではなく、渡す情報に抜けがあるだけだと気づいたのは、かなりあとのことです。
「誰に向けて」「何を伝えたくて」「読んだあとにどうしてほしいか」——これが曖昧なまま渡せば、どんなAIでもどこにでもありそうな構成しか返せません。
そもそも自分でもふわっとしか決めていなかった、ということでもあります。
この情報を整理してから渡すだけで、出力はまったく違うものになります。
しかも、その整理を毎回やる必要はない。一度テンプレートを作っておけば、次からは穴埋めするだけ——そこを一緒に整理していきます。
| 項目 | プロンプトなし(今まで) | プロンプトあり(これから) |
|---|---|---|
| 記事構成を決める時間 | 30分ほどかかっていた | 5分ほどで骨格が出てくる |
| 何を書くかの思考量 | 毎回ゼロから考える | 5つの項目を埋めるだけ |
| AIへの渡し方 | 「記事書いて」と一言 | 情報を整理してから渡す |
| 返ってくる構成の質 | どこにでもありそうな内容 | 自分のブログに合った骨格 |
記事構成プロンプトの作り方——必要な5つの情報
プロンプトに入れる情報は5つです。最初は「多いな」と感じるかもしれませんが、実際に埋めてみると、むしろ頭が整理されていく感覚があります。
「自分がこの記事で何を言いたいのか」が、埋めるほどはっきりしてくる。
① 記事タイトル(仮)
仮のタイトルで十分で、「完璧な言葉が決まってから」と待つ必要はない。
方向性が一行でも入っていると、AIが迷わなくなるので、的外れな構成が返ってこなくなります。
たとえば「副業ブログで稼ぐ方法」と入れるより「副業ブログで月3万円を達成した具体的なステップ」と入れるだけで、返ってくる見出しの具体さがまるで変わります。
② ターゲット読者
「誰に向けて書くか」が曖昧なまま渡すと、万人向けの薄い構成が返ってきます。
自分で書くときに「読者がぼんやりしていると言葉が定まらない」と感じたことがあるなら、それと同じことがAIにも起きています。
「ブログを始めて3ヶ月、まだ収益ゼロの30代会社員」くらいまで具体的に書くと、返ってくる文章が、急に自分のブログっぽくなります。
「30代会社員」とだけ書いていたときと、ここまで踏み込んで書いたときとでは、返ってくる文章の手触りがまるで違います。
③ この記事で伝えたい結論・主張
自分でも言語化できていなかった「この記事で言いたいこと」が、ここを埋めようとすると初めて浮かんでくることがあります。
ここが空白だと、AIは情報を並べるだけの構成を返してきます。
書けない場合は「この記事を読んだ人に、何を変えてほしいか」と問いかけてみると、意外とすっと出てきます。
④ 読者が抱えている悩み・状況
ターゲット読者の欄と似ていますが、こちらは「今どういう状態にあるか」をより具体的に書く欄です。
「毎回ゼロから構成を考えていて、1記事に3時間かかっている」——このくらい踏み込んで書くと、AIが返してきた文章を読んで「これ、自分のことだ」と感じる仕上がりになります。
⑤ 読者に記事を読んだあとにとってほしい行動
ここを空白にしておくと、記事が「読んで終わり」になりやすい。
「プロンプトをコピーして今日中に1記事の構成を作る」のような具体的なアクションを一つ書いておくだけで、「で、次に何をすればいいの?」で終わらない記事になります。
コピペで使える記事構成プロンプトのテンプレート
上の5つを組み込んだプロンプトがこちらです。
【】の中を書き換えるだけで、そのままAIに渡せます。
実際に使ってみると、埋めている途中で「あ、自分が書きたいことってこれか」と気づく瞬間があります。
構成が出てくる前に、頭の中が整理されていく感覚です。
以下の情報をもとに、ブログ記事の構成案を作成してください。
【記事タイトル(仮)】
(例:副業ブログで月3万円を達成した具体的なステップ)
【ターゲット読者】
(例:ブログを始めて3ヶ月、まだ収益ゼロの30代会社員)
【この記事で伝えたい結論・主張】
(例:収益化には記事数より「プロンプトの再現」が先)
【読者が抱えている悩み・状況】
(例:何を書けばいいかわからず、毎回ゼロから考えている)
【読者に記事を読んだあとにとってほしい行動】
(例:プロンプトをコピーして、今日中に1記事の構成を作る)
---
出力してほしいもの:
1. リード文(200字前後。読者の悩みに寄り添う書き出し)
2. H2見出しのリスト(5〜7本。記事の骨格になるもの)
3. 各H2の下に入れるべき内容の要点(2〜3行ずつ)
4. まとめの方向性(タイトルの問いに答える形で1〜2文)
5. CTA(記事末尾に設置する次のアクションの提案文)
文体は「ですます調」。AIが書いた感が出ないよう、
実際に試した人間が話すようなトーンにしてください。
「まず結論から言うと」「重要です」「大切です」などの
定型フレーズは使わないでください。
AIプロンプトを渡してから記事を書くまでの手順
STEP 1:【】の中を埋めてAIに渡す
上のテンプレートをコピーして、ChatGPTやClaudeの入力欄に貼り付けます。
5つの【】を書き換えるだけで、あとはAIが動いてくれる。3〜5分もあれば十分です。
「うまく書かなきゃ」と構える必要はなくて、今の自分の言葉で埋めたほうが、的を射た構成が返ってきます。
STEP 2:出力された構成を確認・修正する
返ってきた構成案を見ると、「あ、ここちょっと違う」と感じる箇所が必ず出てきます。
実際に使ってみると、見出しの順番がしっくりこない、というのが最初に引っかかりやすいポイントです。
入れ替えるだけで読む流れが変わります。全部作り直す必要はありません。
STEP 3:構成をベースに本文を書く、またはAIに再度渡す
確定した構成をもとに、自分で本文を書いてもいいですし、「この構成で本文も書いて」と再度AIに渡すこともできます。
構成が固まってから書き始めると、手の動き方がまるで違います。
「書けない」のではなく「始められない」が原因だった、と気づく人も多いです。
よくある質問
- QAIが出す構成って、どこか似たり寄ったりになりませんか?
- A
最初はそう感じることが多いと思います。
ただ、それはプロンプトの情報が薄いとき、起きやすいことです。
「結論・主張」と「読者の悩み」をきちんと埋めると、出てくる構成はかなり変わってきます。
テンプレートは同じでも、中身はあなたが渡した情報で決まるので、毎回同じにはなりません。
- QChatGPTとClaude、どちらに渡せばいいですか?
- A
- Q副業ブログ以外のジャンルでも使えますか?
- A
使えます。このプロンプトはジャンルではなく「読者の悩みと結論をつなぐ構造」に基づいているので、副業以外のテーマでも応用できます。
【ターゲット読者】と【結論・主張】をそのジャンルに合わせて書き直すだけで、別の記事にも使い回せます。
- Q出てきた構成がいまひとつなとき、どうすればいいですか?
- A
「なんか違う」と感じるのは、うまくいっていないのではなく、自分の中にイメージがちゃんとある証拠です。
「〇〇の部分が弱い気がする。もう少し読者の視点に寄り添って書き直して」と、そのまま追加で指示を出してみてください。
AIとのやり取りは会話なので、フィードバックを返すほど、自分のイメージに近づいていきます。
- Q毎回テンプレートを探しに来るのが手間に感じたら?
- A
最初の1〜2回は探しに来ることになりますが、ブラウザのブックマークかメモアプリに保存しておくと、次からはそこを開くだけでいい。
使い続けるうちに、【】を埋めること自体が、書く前の頭の整理になってきます。
あ、今日は書けそうだ、という感覚で始められるようになります。
まとめ:渡す情報を決めれば、記事構成はAIが出してくれる
「書けない」と感じているとき、たいていの場合、問題は文章力じゃありません。
このプロンプトを作りながら、改めてそう実感しました。何を書くかが決まっていないまま、書こうとしているだけです。
5つの情報を整理してAIに渡す——それだけで、記事の骨格は出てきます。あとは、それをベースに手を動かすだけです。
- AIへの出力が物足りない原因は、渡す情報の不足にある
- 5つの情報(タイトル・読者・結論・悩み・行動)を埋めるだけで構成が出てくる
- テンプレートを一度作ればあとは穴埋めするだけ——毎回ゼロから考えなくていい
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