リード文を書こうとして、最初の一文で止まる。そういう経験、きっと一度や二度じゃないはずです。
「どこから入ればいいかわからない」「書いたけど上から目線になった気がする」——その感じ、わかります。
ゼロから考えようとすると、どうしてもそうなる。AIにたたき台を出させて、自分で整える。その手順があるだけで、リード文にかかる時間は別物になります。
この記事では、AIでリード文を仕上げるSTEP 1〜4の手順と、そのままコピペして使えるプロンプトテンプレートを渡します。
- 今日からそのまま使えるリード文プロンプトテンプレート(コピペ可)
- プロンプトに何を入れれば精度が上がるか(記入例つき)
- AIの出力をどう整えて自分のブログの文章にするか
- うまくいかないときの調整方法と失敗談
AIでリード文を書く4つのステップ
大きく4つのステップです。全部やっても15〜20分あれば終わります。
- STEP 1:プロンプトに入れる情報を3つ用意する——ここだけ丁寧にやると、あとがぐっと楽になります
- STEP 2:プロンプトテンプレートに情報を入れてAIに渡す——たたき台が出ます
- STEP 3:出てきた文章をAIへの追加指示で整える——2〜3往復で見違えます
- STEP 4:自分のブログに合わせて最終確認する——ここだけは自分の目で
STEP 1|リード文プロンプトに入れる情報を3つ用意する
AIにプロンプトを渡す前に、3つの情報を整理しておきます。ぼんやりした情報を渡すと、出てくる文章もぼんやりする。10記事以上使ってきてわかったのですが、ここの精度が仕上がりに一番直結します。
- ① 記事タイトル
- ② ターゲット読者の状況
- ③ 読者にこの記事で何を得てほしいか
順番に説明します。
AIに渡す①:記事タイトルをそのまま入れる
書こうとしている記事のタイトルをそのまま使います。タイトルが決まっていない場合は「〇〇について書く記事」程度のメモで構いません。これを省くと、AIが何を書けばいいか迷います。結果、ズレた文章が出てきます。
AIに渡す②:ターゲット読者の状況を具体的に書く
入力の中で、一番出力が変わる部分です。「30代会社員」と書くより「副業ブログを始めて3ヶ月。毎回リード文で詰まって更新が止まりかけている」のほうが、読者に寄り添った文章が出てきます。3パターン書いておくので、参考にしてみてください。
| 薄い書き方(NG) | 具体的な書き方(OK) |
|---|---|
| 副業ブログをやっている30代 | 副業ブログを始めて3ヶ月。毎回リード文で詰まって更新ペースが月1〜2回に落ちている30代会社員 |
| 収益化を目指しているブロガー | ブログ歴1年、記事数は30本あるが収益がほぼゼロ。何が原因かわからず書き続けることに疲れてきている |
| AIを使い始めた人 | ChatGPTを使い始めたが、指示の出し方がわからずうまく使いこなせていない。ブログに活かしたいと思っている |
最初にこれをやったとき、読者像を「副業ブログをやっている30代」とざっくり書いて渡したことがあります。出てきたリード文は間違ってはいないけれど、誰に向けて書いているのかが伝わらない、ふわっとした文章でした。「この人に向けて書く」と一人に絞ってから送ってみてください。精度が変わります。
AIに渡す③:読者にこの記事で何を得てほしいかを一言で
「テンプレートを手に入れてほしい」「次の記事から作業時間を半分にできると感じてほしい」——ここを一言で書き出しておくと、リード文の締めが自然に決まってきます。
STEP 2|リード文作成プロンプトテンプレートをAIに渡す
以下のプロンプトをコピーして、ChatGPTやClaudeに貼り付けてください。【】の中をSTEP 1で用意した情報に書き換えたら、送信するだけです。
この【文体の条件】の5項目は、最初から決まっていたわけではありません。使い始めた頃は、書き出しが説明口調になる。語尾が単調になる。ターゲットが薄くて出力がぼんやりする。そういう問題が出るたびに条件を一つずつ追加していきました。10記事以上使って、今の形に行き着いています。中でも「AIっぽいフレーズのNG指定」を入れたときが一番変化を感じました。それだけで出力のトーンが別物になります。
あなたは副業ブログのライターです。
以下の情報をもとに、ブログ記事のリード文を書いてください。
【記事タイトル】
(例:AIで記事のリード文を書く手順【コピペで使えるテンプレ】)
【ターゲット読者の状況】
(例:副業ブログを始めて3ヶ月。記事を書くたびにリード文で詰まり、更新ペースが月1〜2回に落ちている30代会社員)
【この記事で読者に何を得てほしいか】
(例:リード文の型を手に入れて、次の記事から作業時間を半分以下にできるという感覚)
【この記事で扱う主なコンテンツ】
(例:AIに渡せるリード文プロンプトのテンプレートとその使い方手順)
【文体の条件】
- ですます調
- 「まず結論から言うと」「〜することが重要です」「〜することで」などのAIっぽいフレーズは使わない
- 短文と長文を意図的に混在させる
- 読者の状況に寄り添った書き出しにする
- 文字数は180〜220字
リード文のみ出力してください。見出しや補足説明は不要です。
AIが出力したリード文の実例
上のプロンプトに例の情報をそのまま入れてClaudeに渡したところ、以下のリード文が出てきました。
リード文、また手が止まっていませんか。ブログを書こうとパソコンを開いたのに、最初の数行で詰まる。「どこから入ればいいか」「なんか上から目線になった」——そういう経験が積み重なって、更新ペースが落ちている方も多いはずです。原因はゼロから考えようとしているから。AIにプロンプトを渡して、たたき台を出させてから自分で整える。この記事では、その手順とそのまま使えるプロンプトテンプレートを渡します。
文字数は207字。このプロンプトで試したときも、だいたいこれに近いものが出てきます。共感して、問題を整理して、記事の約束で締める——この流れが自然につながっています。このリード文をSTEP 3で整えます。
ただ、最初に試したときは「〜することが重要です」「〜することで」というフレーズがそのまま残っていました。一発で完成したと思ってそのまま使おうとしたのですが、読み返すとどうにもAIっぽい。結局STEP 3の追加指示で直すことになりました。出力はたたき台、という前提で使うほうが結果的に早いです。
STEP 3|AIへの追加指示でリード文を修正・調整する
送信したあと、同じ画面で話しかけ続けられます。1〜2回追加で指示を出すと、精度がぐっと上がります。最初のうちは「一回で完成させないといけない」と思っていたのですが、それが逆に時間をかけていた原因でした。追加指示で直せばいいと割り切ってからのほうが、ずっとスムーズになりました。
| こんなときに | 追加指示の例 |
|---|---|
| 書き出しが硬い | 「書き出しをもう少し話しかけるようなトーンにして」 |
| AIっぽい言い回しが残っている | 「『〜することが』『〜ことで』という表現を別の言い方に変えて」 |
| 最後の一文が長すぎる | 「最後の一文を20字以内に短くして」 |
| 読者への寄り添いが薄い | 「書き出しを、読者がうなずけるような共感の一文から始めて」 |
| 全体的に平坦な印象 | 「短い文と長い文を交互に使って、リズムに変化をつけて」 |
2〜3往復すれば、見違えるほど整ってきます。表を参考に、気になる箇所から指示を出してみてください。
STEP 4|ブログのトーンに合わせてリード文を最終確認する
STEP 3までの作業が終わったら、自分の目で読み直します。AIの出力をそのまま使おうとしていた頃は、ここをサボりがちでした。でもブログの文体と微妙にズレたまま公開してしまうと、読み返したときに「自分が書いた感じがしない」という違和感が残ります。慣れれば5分もあれば終わります。確認するのは3点です。
最終確認①:ブログ固有の言い回しに揃っているか
AIは指示を守りますが、ブログ固有の言い回しまでは知りません。「このブログではこういう言葉は使わない」と感じる箇所があれば、そこだけ直せば十分です。
最終確認②:記事本文との約束がズレていないか
リード文って、読者への約束みたいなものです。本文で扱っていないことをリード文で約束していないか、最後に確認しておきましょう。
最終確認③:声に出して読んでリズムが崩れていないか
黙読では気づきにくいリズムの乱れも、声に出すと見えてきます。読んでいて詰まる箇所は、文が長すぎるか接続詞が重なっているか、たいていそのどちらかです。
修正の前後を一例で示します。
| 文章 | ポイント | |
|---|---|---|
| 修正前 | AIを活用することで、リード文を効率的に作成することができ、ブログ更新の頻度を上げることが可能になります。 | 「〜することで」「〜することが」が連続。AIっぽく、読んでいて息が詰まる |
| 修正後 | AIにたたき台を出させてしまえば、あとは整えるだけです。更新ペースも、じわじわ変わってきます。 | 短文2つに分けてリズムをつけた。「じわじわ」で人間らしさを出した |
直す量は少なくて構いません。「ここだけ気になる」という箇所を1〜2か所直せば、文章全体の印象がぐっと変わります。
よくある質問|AIでリード文を書くときの疑問
- QChatGPTとClaudeはどちらがリード文作成に向いていますか?
- A
- Qプロンプトを渡しても毎回AIっぽい文章になってしまうのですが?
- A
それ、よくあります。【文体の条件】に「『まず』『〜が大切』『〜することで』は使わないこと」と書き足してみてください。それでも残る場合は、AIの出した文章の「構造だけ借りて、言葉は自分で書く」という使い方に切り替えると、自分らしい文章に仕上げやすくなります。
- Q毎回同じような書き出しになってしまうのですが?
- A
【ターゲット読者の状況】の書き方を変えると、書き出しのトーンが変わります。「更新が止まりかけている」「収益ゼロで焦っている」「ある程度書けるが方向性に迷っている」——状況が違えば、書き出しも自然と変わってきます。読者像を具体的にするほど、バリエーションは広がります。
- Qリード文以外のパーツにも同じプロンプトを使えますか?
- A
使えます。「リード文を書いてください」の部分を「まとめ文」「H2の見出し案を5つ」「CTA文」に変えるだけで、他のパーツにも応用できます。どのパーツも枠組みは同じなので、慣れてきたら自分のブログに合わせてアレンジしてみてください。
- QSTEP 1の準備がうまくできているか判断できません
- A
「自分がその読者だったら、これを読んで『そうそう、それ』と思えるか」で判断してみてください。「30代会社員」では薄い。「副業ブログ3ヶ月、更新が月1回以下になっている」なら具体的です。迷ったら、そちらを選んでおけば間違いないです。
まとめ:手順通りに動けば、リード文はAIと一緒に仕上げられる
ゼロから考えなくていいんです。AIにたたき台を出させて、自分は整えることに集中する。この手順を身につければ、毎回迷わず動けます。——さっそく、STEP 2のプロンプトをコピーして試してみてください。
- プロンプトを渡す前に「読者の状況」「記事の約束」の2点を具体的に整理する
- AIの出力はたたき台。追加指示で2〜3回直すつもりで使う
- 最後は自分の目で「ブログのトーンに合っているか」を確認して完成
リード文が書けるようになると、次に気になってくるのが「書いた記事をどう収益につなげるか」という設計の話です。LP・ステップメール・商品をつなぐ仕組みの全体像に興味があれば、こちらも参考にしてください。
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