ブログを続けながら、並行でいろんなことを試していた時期があります。
「これも稼げるらしい」「あの方法が今アツい」——そのたびに手を出して、やってみて、うまくいかなくて、また次を試す。
今思えばかなり散漫でしたが、その分だけ「これは自分には合わない」という答えはたくさん得られました。
何をやって、何がわかったか。正直に書きます。
Facebook広告:流入はあった、でも赤字だった
Facebook広告はターゲティングの精度が高く、属性の合う人たちにLPやセールスページを見せることができました。
実際にアクセスも来ていたし、収益も出ていました。
でも、費用対効果が合いませんでした。
広告で稼ぐには、かけた広告費の何倍もの収益が必要です。
それだけの利益率がある商品設計ができていなかったし、当時の自分にはその仕組みをつくる知識もありませんでした。
結果、やればやるほど赤字になる構造でした。
「広告費をかければ売れる」は幻想です。
広告は、すでに機能している仕組みを”加速”するツールであって、仕組みのないところに流し込んでも、お金が消えるだけです。
まず無料集客で「売れる仕組み」をつくる——その順番を間違えると、広告はただのコストになります。
Twitter:自動化したけど、収益にはならなかった
相互フォローやツイートを自動化して回していた時期があります。
フォロワーは増えました。でも収益にはほとんどつながりませんでした。
理由はシンプルで、Twitterのユーザー層と、自分が扱っていた商品の価格帯がかみ合っていませんでした。
無料登録系の案件(1件100円前後)は相性がよくても、そこから高額商品への流れをつくることが自分にはできませんでした。
「フォロワーが増えた=稼げる」ではありません。
集客と収益は、別の問題です。
SNSで人を集めることと、その人たちに価値を届けてお金をもらうことの間には、ちゃんとした”橋”が必要です。
その橋——つまりLP、ステップメール、商品設計——がなければ、どれだけフォロワーが増えても通帳の数字は動きません。
ブログのアクセスが増えても収益につながらない——その状況と、構造はまったく同じです。
YouTube:稼げていたけど、今はできない方法です
当時、ラジオ音源を切り抜いて投稿していたことがあります。
再生されればアドセンス収益が入る時代で、実際に収益にはなっていました。
ただ、著作権的にはグレーどころかアウトな方法で、著作権侵害を検知する仕組みがまだ整っていなかったから成立していた話です。
今は同じことをしても即アウトになります。
よい子の皆さんはまねしないでください(笑)
ただ、この経験から学んだことは今でも使えます。
「参入障壁が低いうちに早く動いた人が稼げた」という構造は、当時も今も変わりません。
そして今、まったく同じことがAIで起きています。
「AIを使えば誰でも」という段階から「使いこなせる人だけが差をつける」段階へ、その転換点は、確実に近づいています。
動くなら、早いほどいい。
WordPress構築の代行:当時は需要があった
副業として、WordPressのインストールや初期構築を請け負っていた時期もあります。
2000年代前半は、WordPressのインストール自体がかなり手間のかかる作業でした。
公式からファイルをダウンロードして、設定ファイルを書き換えて、FTPでアップする——その手順は、一般の人にはなかなか大変でした。
だからそれなりの報酬をもらえました。
今はレンタルサーバーのコントロールパネルからワンクリックでインストールできるので、その作業自体に価値はなくなりました。
「面倒な作業を代わりにやる」こと自体はずっと需要があります。
でも、何が”面倒”かは時代とともに変わります。
動画編集の案件が増えたのも同じ理由です。
ただ、AIの進化でテロップ入れが自動化されつつあるように、「人の手が必要な作業」の範囲はどんどん狭くなっていきます。
代行業で稼ぐなら、AIに置き換えられにくい部分——判断、関係構築、文脈の読み取り——を見極める目が、これから先は特に必要になると思います。
サーバー構築:苦労の割に、月数百円だった
VPNサーバー、Webサーバー、メールサーバーを、Linuxコマンドを使って自分で構築しました。
それをブログ記事にして、2年間で200記事。
最高月間アクセスは650、収益は月数百円でした。
分厚い技術書を片手に、書いてある通りにやってもうまくいかない。ネットで調べて、試して、失敗して、また調べる。そのプロセスを記事にしていたので、同じ苦労をしている人には多少は役立ったと思います。
ただ、収益という軸で見るなら、正直おすすめしません。
2年・200記事・月650アクセス・月数百円。
数字で見るとシンプルに、コストパフォーマンスが悪すぎます。
技術的な興味でやるなら話は別ですが、「副業で稼ぐ」が目的なら、選ぶべきジャンルではありませんでした。
労力と収益が比例しない領域がある——その感覚を身をもって知れたことは、後の判断に確実に生きています。
全部やってみて、わかったこと
広告、SNS、YouTube、サーバー構築、代行業。いろんなことをやりました。
共通して見えてきたのは、”方法”を変えても”設計”がなければ何も変わらない——ということです。
どんな手段を使っても、その先に「誰に・何を・どう届けるか」という仕組みがないと、動けば動くほど疲弊するだけでした。
アクセスが来ても売れない。フォロワーが増えても収益にならない。
広告をかけても赤字になる。
ブログのアクセスはあるのに稼げない——という状況も、実は同じ構造です。
集客の問題ではなく、その先の設計の問題です。
この時期の試行錯誤があったから、今自分がやっていることの意味がわかります。
遠回りだったけど、無駄ではなかったと思っています。

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